幅広い世代に愛されるチョコケーキですが、世界には数え切れないほどの種類があることをご存知ですか?日本はもちろん、海外でもチョコレートを使うケーキやお菓子はとても人気がありますよね。
今回はそんな多彩なチョコケーキを種類別に詳しくご紹介します。親しみのあるケーキもあれば、初めて目にするケーキもあるかもしれません♪チョコケーキが好きな方だけでなく、贈り物やお祝いにチョコレートのお菓子をと考えている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
1.世界中で愛されるチョコケーキ|どんな種類がある?
チョコケーキは世界中で人気があり、各国さまざまなオリジナルケーキが誕生しているんです。シンプルなチョコケーキはもちろん、ナッツやフルーツのフレーバーを組み合わせたリッチなケーキや、時代背景を色濃く反映したケーキまで。個性的なチョコケーキたちは、味を想像するだけでも幸せな気持ちになってしまいそう♪
これからご紹介する21種類のチョコケーキの中から、ぜひあなたの好みのチョコケーキを見つけてくださいね。
2.【生菓子】チョコケーキ13種類
こちらでは、生菓子に分類されるチョコケーキをご紹介します。生菓子とは、スポンジや生クリームを使用したお菓子のことをいいます。華やかな雰囲気があるため、パーティーやお祝いの場にもふさわしく、また、チョコレート好きにはたまらない濃厚なおいしさが魅力です。
オペラ(フランス)
アンテノール / クラシック・オペラ(オンラインショップ限定・期間限定)
オペラケーキは、フランスの伝統的なケーキで、何層も重なる美しい断面が特徴です。一般的には、ビスキュイジョコンド(アーモンドのスポンジケーキ)、コーヒー風味のシロップ、エスプレッソ風味のガナッシュ、コーヒーバタークリームの4つの層で構成されています。見た目通り、クリーミーで濃厚な味わいです。
チョコレートタルト(フランス)
チョコレートタルトは、クリスピーなタルト生地に濃厚で滑らかなチョコレートガナッシュを注ぎ込んだ、ぜいたくなケーキのひとつです。ナッツやドライフルーツを加えるお店もあります。シンプルながら深い味わいを出すには、香り豊かな高品質チョコレートを使用するのがポイントです。
フォンダン・ショコラ(フランス)
ヴィタメール / フォンダン・ショコラ(期間限定)
フォンダン・ショコラは、フランス語で「とけるチョコレート」というその名の通り、くちどけのよいチョコケーキです。温かいうちに切ると中心がとろけて流れ出し、見た目にも楽しめます。粉砂糖やバニラアイスを添えて、豪華なデザートとしても人気があります
ブッシュ・ド・ノエル(フランス)
アンテノール / ブッシュ・ド・アンテノール(期間限定)
ブッシュ・ド・ノエルは丸太や薪という意味の「ブッシュ」と、クリスマスを意味する「ノエル」を組み合わせたユニークなクリスマスケーキです。
ロールケーキをチョコレートクリームでコーティングし、表面のクリームをナイフでなで、丸太のような模様を表現。かわいらしさとおいしさが共存する、フランスの冬の伝統的なデザートです。
ザッハトルテ(オーストリア)
ヴィタメール / ヴィタメール・ザッハトルテ
ザッハトルテは、オーストリア発祥のチョコケーキで、ウィーンのホテル・ザッハで生まれました。しっとりとしたチョコレートのスポンジケーキにアプリコットジャムを挟み、チョコレートを加えたフォンダンで覆うのがザッハトルテならではの仕上げ方。シャリシャリとした独特の食感が加わりこのお菓子の大きな特徴と言えます。
ケーキの上に「Sacher」の文字をチョコレートで飾ったり、金箔を振ったりと、クラシックでおしゃれな見た目も人気の理由です。
デビルズフードケーキ(アメリカ)
デビルズフードケーキは、濃厚なチョコレート味としっとりとした質感が特徴のアメリカ発祥のチョコケーキです。濃密な味わいとしっとり感を出すために、スポンジとクリームだけでなく、表面にもチョコレートを使用します。
「デビルズフード」という名前の由来は、諸説ありますが「真っ黒な見た目から」「チョコレートをたっぷり使った魅惑的なケーキだから」などと言われています。
エクレア(フランス)
ヴィタメール / ベルジック・エクレール
日本でもなじみのあるエクレアは、稲妻を意味する「エクレール」にちなんだフランスの伝統的なお菓子です。
細長く焼き上げたシュー生地にクリームを詰め、表面はチョコレートやカラフルなフォンダンでコーティング。繊細なシュー生地とリッチなクリームが絶妙にマッチし、シンプルでありながら高級感を味わえるスイーツですね。
ジャーマンケーキ(アメリカ)
ジャーマンケーキは、アメリカ発祥のケーキです。実は、考案者の名前がケーキの名前の由来で、ドイツのスイーツではないんです。
チョコレート風味のスポンジ生地に、ホイップクリームやバタークリームをサンド、上面にココナッツのフィリングを塗る個性的なケーキです。沖縄では、戦後まもなくジャーマンケーキが上陸し、今でもメジャーなケーキのひとつとして親しまれています。
ギネスケーキ(アイルランド)
ギネスケーキとは、アイルランドの黒ビール「ギネス」を含む独特のレシピが特徴です。濃厚なビールの風味がケーキに深みを与え、しっとりとした食感が楽しめます。黒ビールに似せたチョコレートのスポンジに、ビールの泡に見立てた白いクリームをトッピングしたユニークなケーキです。
テリーヌショコラ(フランス)
HIBIKA / テリーヌショコラ
濃厚でしっとりとした口当たりのテリーヌショコラはチョコレート・卵・砂糖・バターなどを合わせ四角い長方形の型を使って焼いた、日本でも人気が高いチョコケーキのひとつです。オーブンで湯煎焼きをするため、スポンジケーキとは全く違うテクスチャーになります。シンプルでありながら、贅沢なチョコレートの魅力を存分に味わえるケーキとなっています。
シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(ドイツ)
アンテノール / シュヴァルツヴェルダー(期間限定)
シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテは、ドイツ シュヴァルトヴェルツ(黒い森)地方発祥の伝統的なケーキで、甘酸っぱく豊かな味わいが特徴です。チョコレートスポンジにホイップクリームとキルシュ漬けのチェリーを重ね、表面はホイップクリームと削ったチョコレート・チェリーをトッピングした、白と黒のモノクロトーンのベースに赤いチェリーが映える美しいケーキです。
クレイジーケーキ(アメリカ)
アメリカ発祥のクレイジーケーキは、材料を混ぜ合わせケーキパンに流し込んで焼くだけで手軽に作れるケーキとして知られています。バター・卵・牛乳がなくても作れることから、物が手に入りにくかった時代に広く普及したようです。
素朴な味わいが魅力ですが、現代ではバニラやココアを使用し、クリームチーズや砂糖のアイシングで仕上げることもあります。
チョコレートデコレーションケーキ(日本)
ヴィタメール / ショコラ・フレーズ・ド・ヴィタメール
日本でおなじみのチョコ生クリームを使うデコレーションケーキ。実は海外では珍しいケーキのひとつなんです。日本ならではの上品で繊細な見た目と豊かな味わいが特徴です。
しっとりとしたスポンジケーキに、さまざまなフルーツやチョコレートとチョコ生クリームが絶妙にトッピング。子ども向けのかわいいデコレーションから、シックな大人向けのケーキまで、また季節やイベントによって雰囲気を変えられるので、年齢や性別を問わず人気があります。
3.【半生・焼き菓子】チョコケーキ8種類
半生菓子や焼き菓子にもチョコレートを使ったケーキやお菓子がたくさんあります。生菓子よりも比較的日持ちするため、お土産や贈り物にも選びやすいのではないでしょうか。
ここでは、日本で親しまれている定番のケーキから、海外の少しめずらしいケーキまで幅広くご紹介します。気になるケーキをぜひ見つけてくださいね。
ガトー・ショコラ(フランス)
アンテノール / ガトーショコラ・クラシック(期間限定)
濃厚でしっとりしたガトー・ショコラは、日本でも人気が高いチョコケーキのひとつです。香り高いチョコレートとバターをたっぷり使って、リッチな風味を引き出します。卵白(メレンゲ)を加えるので、軽やかな仕上がりになるのが特徴です。ナッツを生地に練り込んだり、ガナッシュクリームを挟んだりとアレンジを楽しむこともできますよ。
ブラウニー(アメリカ)
ヴィタメール / ヴィタメールブラウニー
アメリカの家庭で親しまれているブラウニーは、濃厚でしっとりとしたスクエアケーキです。バリエーションが豊富で、チョコレート生地にナッツやチョコチップを加えるものや、ホワイトチョコを使用したタイプ、日本独自の和素材を合わせた抹茶ブラウニーなど、さまざまなフレーバーがあるのも魅力です。
表面はクリスピーで、中はふんわり、しっとりとした食感が特徴で、おやつや贈り物としても広く愛されています。
ショコラーデシュトレン(ドイツ)
シュトレンはドイツ発祥の伝統的なお菓子です。少しずつ切り分けて、クリスマスまでのアドベント期間に毎日少しずつ楽しむのが本場流。チョコレートを練り込んだショコラーデシュトレンも人気で、洋酒漬けの風味豊かなドライフルーツやナッツをたっぷりと混ぜ込んだ生地にチョコレートをプラスする贅沢な一品です。
ケーク・オ・ショコラ(イギリス)
ビスキュイテリエ ブルトンヌ / ショコラとヘーゼルナッツのウィークエンド(期間限定)
ケーク・オ・ショコラとは、チョコレート風味のパウンドケーキです。そのまま焼き上げてシンプルに生地のおいしさを楽しむのが定番ですが、ナッツやドライフルーツをアクセントとして加えるなどアレンジすることも。
しっとり濃厚な食感のものから、ふんわり軽いタイプまでさまざま。イギリス発祥のクラシックなチョコケーキは、ティータイムのスイーツとしても好まれています。
マカロン・オ・ショコラ(フランス)
ヴィタメール / マカロン
フランス発祥のマカロンは、ころんとしたフォルムがかわいらしいスイーツです。アーモンドメレンゲで作る薄い円形のシェルでフィリングを挟んだものです。生地は、外側はサクサク、内部はもちっとした食感が特徴です。
チョコレートやバニラ、フルーツなどフレーバーが多彩で、フィリングもチョコレートガナッシュ・ジャム・クリームなどバラエティ豊か!カラフルな色合いや繊細なデザインが美しく、おやつはもちろん、アフタヌーンティーなどのちょっと豪華なティータイムにもぴったりです。また詰め合わせは、贈り物としても人気です。
フィナンシェ・オ・ショコラ(フランス)
ヴィタメール / フィナンシェ・オ・ショコラ
フィナンシェは、フランス発祥の小さな焼き菓子です。アーモンドプードルとバターをたっぷり使うので、リッチな味わいになります。チョコレートやココアを混ぜ込んで焼き上げたフィナンシェ・オ・ショコラは、比較的日持ちすることから贈答品やお礼としても選ばれるお菓子のひとつです。
トルタ・カプレーゼ(イタリア)
トルタ・カプレーゼは、イタリアのカプリ島発祥のチョコケーキです。アーモンドプードル・チョコレート・バター・砂糖・卵を同量にするレシピが基本で、小麦粉を使用しないのも特徴です。
表面はパリッと、内部はどっしり濃厚な食感で、通常は粉砂糖で表面を仕上げます。アーモンドとチョコレートの組み合わせが絶妙なケーキです。
ケーク・エコセ(フランス)
ノワ・ドゥ・ブール / ケーク・エコセ
ケーク・エコセは、ホワイトとチョコレートの2層の生地が特徴的なアーモンドケーキです。 フランス語のエコセとは「スコットランド風」という意味で、2色の生地はスコットランドの伝統的なタータンチェックを思わせます。
ドイツでは形は異なりますが、「レーリュッケン」と呼ばれる同様のチョコケーキがあります。レーリュッケン型は細長い半円の波型で、鹿の背中がモチーフとなっています。
4.まとめ
世界中で愛されるチョコケーキは、その国の文化や風土によって、さまざまなケーキが生まれています。今回ご紹介した21種類のチョコケーキの中から、ぜひみなさんのお気に入りを見つけてくださいね。
おやつやおもてなし、贈り物にぴったりのチョコケーキを季節やシーンに合わせてお楽しみください。
おすすめのチョコケーキ
エーデルワイスでは、チョコレートを使ったお菓子を多彩に取りそろえています。上品な甘さがうれしい繊細なお菓子をぜひお試しください。
【アンテノール】ガナッシュ・ショコラ
チョコアーモンドスポンジにコクのあるガナッシュクリームを重ね、チョコレートでコーティング。トッピングには、くるりと削ったジャンドゥーヤチョコのコポーを飾った濃厚なチョコレートケーキです。
【アンテノール】ベルギーショコラケーキ
チョコレートのおいしさをシンプルに引き出した、すっと口どけるチョコレートクリーム。ベルギー産クーベルチュールチョコレートのコクと香りが楽しめる、滑らかな口どけのクリームをチョコスポンジに重ねました。
【ヴィタメール】サンバ
1986年、ルレ・デセール協会のチョコレートトロフィーを受賞したヴィタメールの代表作。まろやかなミルクチョコムースをほろ苦いダークチョコレートムースで包み込みました。
【ミュリル】エタージュ
濃厚なガトーショコラにアールグレイの豊かな香りとコク深いガナッシュクリームを重ねたミルクチョコレートを楽しむチョコレートケーキ。熟成された柔らかく芳醇な香りが特徴のディロンラムが気品ある風味と余韻を生み出し、深みのある味わいがお楽しみいただけます。